
セッテイングのコンセプトは安定性追求です。従ってウッド系は高重量、アイアンはミスに強いフルキャビティ、ウエッジも同様にバンス多め、パターは強くヒット出来る軟鉄製です。

ドライバー
今までに試したクラブとシャフトは数え切れず、けれどもこのクラブが持つ抜群の安定感に勝てるクラブはなく、もう20年以上も使用しています。発売当時、低反発への移行時期で反発係数の規制をクリアするため、今とは違いフェースが分厚くなっているため、打感が柔らかいのが一番良い点です。
ウレシイことに復刻版としてR7 Quad Mini Driverが発売になりました。

シャフトは一般発売されず、ツアーバンでの提供のみとなったツアーAD ブルーGのJYS-7.0のフレックスXです。ちなみに6.5と7.5は市販品です。

フェアウェイウッド4番
Rポジションですので、フェースは開きます。それをスクエアに構えると、ロフトが立ってきます。リアルロフトは16度とスプーンに近くティーグランドでもフェアウェイでも問題なく使えます。

シャフトは重量級のFujikura Motore F1 75Jで、癖や余計なしなりがないオーソドックスなシャフト。

ユーティリティ アイアン4番
長年フェアウェイウッドとアイアンの間を埋めるクラブとして、テーラーメイドのレスキューを使っていましたが、このヘッドに合うシャフトが無く、たまたまこのシャフトを打ったら、フィーリングが合ったので、使用しています。


アイアン5番~PW
アイアンは日本未発売のSRIXON Z STARフルキャビティで5番からPWまで、シャフトは純正装着NSPRO1050GHのSです。ただし、全て刺し直して、バランス、ロフト、ライ角とフェースの向きを合わせてあります。

過去に色々なシャフトを試しています。Dynamic GoldのS200、X100、NSは950GH、950GHWF、Modus105、115、120。またキャロウェイのM10DBもいいシャフトでしたが、番手別設計になっていなかったため、ロングアイアンは振りにくかった記憶があります。そのほかではプロジェクX6.0も試しました。
また、今みたいにシャフトの重量バリエーションが無い時にはライフル5.5、6.0やプレリュードプロ115なども使用していました。結局NSPRO 1050GH SがDynamic GoldのS200から軽量化する時に一番しっくりきました。

ウエッジ3本
ウエッジは50度、54度、58度の3本体制です。50度の役割はPWとSWの距離のギャップを埋めるために必要で、54度は主にピッチエンドランなど転がしに使い、58度は高くあげる時やバンカーで使います。シャフトは段々と重たくなるようにセッテイングしています。
50度


54度


58度


パター
ステンレス全盛のこの時代に軟鉄のパターを使い続けています。このパターの一番いいところは転がりが悪い点です。転がりが悪いということは強くヒットしないといけないので、逆にミスは減ります。

2番アイアン
今時、この番手をバッグに入れている人はいないと思いますが、このクラブには目的があり、それは室内でも素振りが出来るようにシャフトをカットしていることです。もちろんルール適合なので、コースでトラブルショット等に利用できます。


